【使える英語!】丁寧に「お願い」する時の英語フレーズ

丁寧にお願いする時の英語表現

「Would you mind giving your signature on this?(これにサインしていただけますか?)」

これは私が今朝、teaching assistantとして働かせてもらっている教授にお願いをした時のセリフです。

皆さんも職場で、学校で、またはプライベートで人に「お願い」することがよくあるのではないでしょうか?英語には日本語のような敬語はありませんが、目上の人に対してや仕事上でのやり取り、さらに友達同士でも頼みにくいことをお願いする際には丁寧な表現を用います。今回はそんなフォーマルな「お願い」の英語表現をいくつかご紹介したいと思います!

 

疑問文でお願いをする表現

例えば、一緒に食事をしている友達に「そのケチャップ取ってくれる?」と頼む際には、「Can you pass me the ketchup?」と言えますよね。このような疑問文で丁寧な印象を与えるためには、一般的に「can」の代わりに「could」を、「will」の代わりに「would」を使います。それでは早速代表的な表現を4つ見ていきましょう!

 

・「Could/Would you please~?」

「Can/Will you~?」の代わりに「could/would」を使ったシンプルなものですが、どのような場面でも使えます。本題に入る前に、「Could/Would you do me a favor?(1つお願いしてもよろしいでしょうか?)」と切り出すのもいいですね。

(例)Could you please fill out this form?

「この用紙を記入していただけますか?」

※「please」の他に「possibly」もより丁寧な表現として使えますよ。

 

・「Would you be able to~?」

「Would you please~?」よりも丁寧度が増した言い方になります。会話でも使え、カナダ人の元同僚は私に頼みごとをする時はいつもこの言い方をしていました。

(例)Would you be able to give me a ride to the airport by any chance?

「空港まで乗せて行ってもらうことはできますか?」

 

・「Would it be possible for you to~?」

「~することは可能でしょうか?」と相手に配慮したとても丁寧な表現です。

(例)Would it be possible for you to send me the report by the end of the day?

「今日中に報告書を送っていただけますか?」

 

・「Would you mind doing~?」

日常生活でよく使う「Do you mind doing~?」を「would」に置き換えることで、丁寧にお願いをすることができます。なお直訳では「~することを気にされますか?」となるので、返答は「yes」ではなく「Not at all./No problem.」などとなりますので注意してくださいね!

(例)Excuse me. Would you mind opening the door for me?

「すみません。ドアを開けていただけますか?」

 

肯定文でお願いをする表現

次に、直接的な言い回しを避けた肯定文でお願いをする表現を4つご紹介します!

「~してください」や「~してくれますか?」といったお願いの仕方とは異なり、「~してくれるとありがたいです」のように遠回しかつフォーマルな表現です。これらは基本的にメールなどの文書上で用いられ、会話では使いません。

 

・「I was wondering if you could~」

「was」と過去形にすることによって、直接的ではない丁寧な頼み方ができます。

(例)I was wondering if you could have a look at this document and give me some feedback.

「この書類に目を通してフィードバックをいただけないでしょうか。」

 

・「We would appreciate it if you could~」

「it」を忘れがちなので注意してくださいね。また、個人名ではなく、会社や組織としてメールを送る際は「I」ではなく「we」を使いましょう!

(例)We would appreciate it if you could consider our proposals.

「私たちの提案を検討していただけますと幸いです。」

 

・「It would be appreciated if you could~」

上記の表現の言い換えになります。また、「be」と「appreciated」の間に副詞「highly」や「greatly」などを付け加えることで、感謝の気持ちを強調することができますよ。

(例)It would be greatly appreciated if we could meet at 4pm instead of 3pm tomorrow.

「明日午後3時ではなく4時にお会いできればとても助かります。」

 

・「I would be grateful if you could~」

「appreciate」の代わりに「grateful」を使った、同じくとてもフォーマルな表現です。

(例)I would be very grateful if you could visit my office before the meeting.

「会議の前に私のオフィスに来ていただけるとありがたいです。」

 

いかかでしたか?

丁寧に「お願い」をする英語表現はお決まりのパターンがいくつかあるので、そのまま覚えてしまえば便利ですよね。皆さんもこれらの言い方を参考に、気持ちよくお願いをしてくださいね!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。 海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。 英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!