英語の中学教科書の間違いについて

先日もご紹介しましたが、
日本人の英語に詳しいマーク・ピ-ターセンという
明治大学の教授が日経新聞に寄稿した記事を読みました。

この方は、私もずいぶん前から知っていて
すでに本も3冊読んでいます。

その方がこの記事で、びっくりすることを
書いていたのでご紹介します。

実は、日本の中学生向けの英語教科書の
80語程度の短文中に、ネイティブとしておかしく
感じる部分が10か所以上あるというんです。

教科書なのに、8単語に1つは、
変な英語になっているというのです。

主には、冠詞、文章の切り方、代名詞の使い方
なんだそうですが、学校で教えない文法事項を
使わない「配慮」が原因でかえってこんな
変な英語になっているんだそうです。

冠詞の重要性をわかるようになった今、
冠詞の正確な使い方は中学や高校では
まったく教わらなかったと私も感じています。

そのせいか、フルーツフルイングリッシュで
一番指摘される文法事項のNo1は冠詞です。
次いで、単数・複数の誤り、時制、前置詞
という具合に続きます。

冠詞が違えば、文章の意味がまるまる違うほど
重要な文法要素なのに、なぜこれを教えず、
変な英語を教えているのか・・・

日本語にない「冠詞」という概念を中学レベルで出すことで
学生が英語アレルギーを起こさないようにするための
配慮らしいのですが・・・そんな配慮に何の意味が
あるのかと矛盾を感じた記事でした。

冠詞は7つの基本ルールと7つの番外ルールの14ルールを
知っておけば日本人には十分。フルーツフルイングリッシュで
英文ライティング練習をしながら、文法の基礎についても
学びなおしてください。

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