昔の上司

先日、散歩をしていたら、偶然、私がサラリーマン時代の上司、
(といっても、雲の上の存在の人でしたが)に出会いました。

その上司は、私が以前勤務していた社員7000人、グループ会社含めると
3万人の上場企業の常務取締役にまで上り詰めた人。

でもある大規模プロジェクトが失敗し責任をとらされて数年前、
退任に追い込まれたことを私はしっていました。

銀行系の天下り役員と生え抜きの役員グループの間の
権力争いに巻き込まれたというウワサになり
「え?あんな人でも追い出されることあるの?」という話で
盛り上がった覚えがあります。

実はこの上司、私が新入社員だったとき、私が配属された
会社の花形部門の部長をしていました。

そのあとすぐ、この上司は、別の部門長になったため、
私とは直接仕事上の接点はなかったのですが、私が
会社の制度で海外に留学したとき、当時事業部の
トップになっていたその上司にもレポートの報告を
していたのです。

その上司は、私の留学レポートを読んでくれて、毎月
フィードバックをしてくれ、大の読書好きということで
推薦の本を教えてもらったり、一時交流があったため
親しみはありました。

そんな上司に久しぶりに出会い、私の方から声をかけましたが、
当時の脂ぎった感じはなく、しょぼくれたおじいさんというのが
正直な感想でした。

「お前こんなとこで何しとんのや?」と上司。

「私も会社辞めたんです。」と私。

1時間半くらい思わず、街角で立ち話。
実は私の住んでいる2棟となりが上司の自宅でした。
6年間、気づかなかったのもすごいですが・・・。

私も、ここぞとばかり、いろんな話を伺いました。
常務時代は会社の業績がわるくても年収が2000万ほどあったその上司が
なんと、今アルバイトを探しているんだとか。

職探しも、過去の輝かしい経歴が邪魔をして、就職すらろくにできず
身分を偽って就職活動、そしてアルバイトをする日々だとか。

「事務でもなんでもええから、おまえんとこでも人手が
足りんかったら声でもかけてくれや」と明るく
電話番号を渡してくれました。

正直、やるせなくなりました。

少なくともその上司は、30年間、会社のために身を粉にし、
確実にある事業を成し遂げ、一時代を築いた人だったからです。
あなたも海外に行ったことがあるなら、間接的に彼の
お世話になっているほど、社会的なインフラにかかわる
大きな仕事をやっていた人でした。

その上司が・・・

会社って残酷だな。会社も生き残るためには仕方ないのでしょうが。
これは必要なことでしょうが・・・生きるに困ることになるのかと・・・

人生は長いし、何が起こるかわかりません。
今が安定していても、将来の保障はなにもない。

私たちは、確実に一時代前とは違う不安定な時代に生きている、
そんなことを痛烈に感じたエピソードでした。

ビジネスでもっとも危険な数字は?

答は、「1」です。

1つに依存するとリスクなんです。今iphone5の販売不振で
Apple頼みの会社が軒並み危険な状況ですが、同じ半導体メーカーでも
取引先が分散しているところはダメージが少ないですし、
価格交渉力もあります。

集中と選択は必要ではありますが、頼るものがそれだけというのは
きわめて危険なことです。

企業にとっても、わたしたちの生活にしても。

あなたの生活は、いくつの糸(収入源)に支えられていますか?
その糸は、30年間切れない糸ですか?
その上司は30年間のサラリーマン人生の最後の数年間で糸が切れました。

運が悪かったといえるかもしれませんし、
役員ならではの運命だったのかもしれません。
これを避けるすべは、成功していればしているほど考えないでしょう。

私も正直、準備しなきゃなという想いです。

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日本であなたの英語力が認められる資格。
それはTOEICであれば900点以上、英検であれば1級。

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あなたも英語をせっかく勉強しているのなら、
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