【もう迷わない!】look, see, watchの簡単使い分けチェック

【もう迷わない!】look, see, watchの簡単使い分けチェック

こんにちは、講師のエリカです。

英語のlook 、see、watchの使い分けで迷ったことはありますか?日本語ではどれも「見る」と訳すことができるため、日本人にとっては間違いの多い英語表現です。

そこで今回は、みなさまがもう迷わないよう、この三つの「見る」の使い分けを簡単に説明させていただきたいと思います。

視線を向ける”look”

まず、look。これはどこかに視線を向けて、意識して見る行為を表します。「これを見て」など相手の注意を引きたいときに使うことができます。lookと目的語の間には、前置詞atを置きましょう。

① Look at this drawing.
「見て、この絵。」
② What are you looking at?
「何を見ているの?」

※look自体には継続的なニュアンスはあまり感じられませんが、現在進行形で継続のニュアンスを表すことができます。

視界に入る”see”

一方、seeには、「視界に入る」のような消極的なニュアンスが強く、意識して見るよりも、「見える」のような意味合いが強いと言えます。

③ Can you see me?
「俺が見えるか?」
④ I saw my old teacher at the party.
「そのパーティーで昔の先生を見た。」

意識して見ているのではなく、「見える」「偶然見かける」のような意味合いが伝わりますね。

じっと見る”watch”

最後にwatchですが、こちらはかなり積極的な印象があり、(特に動いているものを)「意識して見る」「じっと見る」「観察する」のようなニュアンスがあります。テレビや映画など、注意して何かを見るときに使います。

⑤ I watched them play soccer in the yard.
「彼らが外でサッカーをしているのを(ずっと)見た。」
⑥ I am watching a movie.
「今映画を見ている。」
⑦ You watch too much TV.
「あなたはテレビの見過ぎだ。」

いかがでしょうか?

この三つの動詞の使い分けは大体これでOKです。「見る」が三つもあってどうするの?と不思議に思うこともあるかと思いますが、このように英語ネイティブはこの三つの動詞を使い分けて、「見る」「見える」「見つめる」など、細かいニュアンスを違いを表しているのです。

※ただし、例外も少しあります。映画の場合はwatchの他にseeを使うこともありますので注意しましょう。watch a movieとsee a movieの違いですが、watch a movieは家庭などで映画を見る印象になるのに対し、see a movieはわざわざ映画館に行って映画を見る印象になります。また、過去の話ではseeを使うことが多いです。

⑧ Let’s go see a movie.
「映画を見に行こう。」
⑨ I saw a good film yesterday.
「昨日、おもしろい映画を見た。」
⑩ I’ve never seen that film.
「その映画は見たことがない。」

例外に気を付けながら、この三つの「見る」の使い分けを是非押さえましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本語能力試験最難関のN1取得。幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。座右の銘は「Challenge yourself!」