【英語学習のコツ!中級者向け】英字新聞を読もう!⑳

【英語学習のコツ!中級者向け】英字新聞を読もう!

〜はじめに〜

シリーズでお届けしています「英字新聞を読もう」ブログ、読んでいただいてますか?英字新聞に慣れ親しんできていますでしょうか?

英語学習中級者にとって英字新聞で生の英語に触れていくことは、語彙力の強化や試験対策にもなり、おすすめの学習法です。

是非この記事を読んで、まずは英字新聞を読んでいくコツをつかんでいってください。

 

※シリーズ前回の記事「【英語学習のコツ!中級者向け】英字新聞を読もう!⑲」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

それでは、英語記事を読もう!

今回は、アメリカ バイデン氏とトランプ氏に関するニュースです。

 

(引用元) https://www.nbcnews.com/politics/2024-election/biden-allies-plot-2024-strategy-focused-trump-even-fades-away-rcna61069 

NBC news Dec 15. 2022 

英語学習素材として重要(自分の英語に取り込みたい表現)な箇所を太字にしています。

タイトル:Biden allies plot 2024 strategy focused on Trump, even if he fades away

      バイデンの盟友は、たとえトランプが消えても、トランプに焦点を当てた2024年戦略を企てる  

Key to the approach is spotlighting Trump’s policies and worldview and forcing other GOP candidates to take positions on whether they agree with Trump or not.

アプローチの鍵は、トランプの政策や世界観にスポットを当て、他のGOP候補にトランプに賛成か反対かの立場を取らせることだ。

 

(解説)GOPは、Grand Old Partyの略で、トランプ氏のRepublican Party(共和党)を指します。~への鍵、はkey to ~になります。

 

Joe Biden’s allies think voters will be swayed by comments like Trump’s statement Dec. 3 that the level of “fraud” in the 2020 election was so severe that it “allows for the termination of all rules, regulations, and articles, even those found in the Constitution.

ジョー・バイデンの味方は、2020年の選挙における「不正」のレベルは、「憲法にあるものでさえ、、またすべての規則、規制、条文を終了させることができるほど深刻である」という12月3日のトランプの発言のようなコメントに有権者揺さぶられると考えている。

Joe Biden beat Donald Trump once, and Democrats are crafting a strategy to try to beat him again in 2024 — even if his name isn’t on the ballot. 

バイデン氏はかつてドナルド・トランプ氏を打ち負かしたが、民主党は2024年に再び同氏を打ち負かそうと戦略を練っている–同氏の名前が投票用紙にない場合でも、である。

Anticipating that Trump may fade, Biden allies hope to persuade voters that the choice is the same and that any Republican successor would have to embrace enough of his policies to be a virtual clone of Trump himself. 

バイデン氏は、トランプ氏の勢いが衰えることを見越して、有権者に対して、選択肢は同じであり、共和党の後継者はトランプ氏の政策を十分に取り入れなければならず、トランプ氏自身の事実上のクローンとなることを説得したいと考えています。

(解説)文中would は仮定法の意味を含んだ表現です。

Key to that approach is spotlighting Trump’s policies and worldview and forcing other GOP candidates to take positions on whether they agree with Trump or not. One statement that stands out, as Democrats see it, is Trump’s recent suggestion that parts of the Constitution could be set aside to invalidate the 2020 election results. If Democrats can show that Trump’s successors won’t condemn such remarks, they can make the case that Trumpism is on the ballot even if the man himself is sidelined, party strategists and Biden allies said.

そのアプローチの鍵は、トランプの政策と世界観にスポットライトを当て、他の共和党候補にトランプに賛成か否かの立場を取らせることである。民主党が見るところ、目立つ発言としては、トランプが最近、憲法の一部を設定して2020年の選挙結果を無効とする可能性を示唆したことが挙げられる。民主党が、トランプの後継者がそうした発言を非難しないことを示せば、トランプ本人が傍観していても、トランプ主義が票になることをアピールできると、党の戦略家やバイデンの盟友は述べている。

As it develops, let’s say it’s Ron DeSantis and not Trump” as the Republican nominee, said Alan Kessler, a longtime Philadelphia fundraiser, referring the governor of Florida. “I don’t think it’s a heavy lift to make DeSantis into Trump.”

展開として、共和党候補としてトランプではなくロン・デサンティスだとしよう “と、フィラデルフィアの長年の資金調達者であるアラン・ケスラー氏はフロリダ州知事を指して言った。”デサンティスをトランプにするのは重い腰が上がらないと思う。”

 

(解説)a heavy lift は重い腰が上がらないに近い意味で面白いですね。

 

Trump’s comment “is very serious,” said longtime Biden confidant Ted Kaufman, a former U.S. senator from Delaware. “For any other elected official I’ve known, especially a president, it would be disqualifying. If George W. Bush or Bill Clinton or anyone else suggested we put aside the Constitution, it would be disqualifying politically, let alone the fact that you swear an oath to uphold the Constitution when you’re sworn in.”

トランプの発言は「非常に深刻だ」と、バイデンの長年の腹心であるデラウェア州の元米国上院議員テッド・カウフマンは言う。「私が知っている他の選出議員、特に大統領にとっては、失格でしょう。ジョージ・W・ブッシュやビル・クリントンや他の誰かが、憲法を脇に置くことを提案したら、それは政治的に失格だろうし、ましてや、宣誓するときに憲法を守ることを誓うのだから……」。

Constitutional experts are largely baffled by what Trump might have had in mind about a statement that is still visible on his social media site.

憲法の専門家は、トランプが自身のSNSで今も見られる発言について、何を考えていたのか、大きく困惑している

One said the idea Trump floated echoes constitutions in certain South American countries, which have emergency suspension clauses. Nothing like that exists in the U.S. Constitution.

ある人は、トランプが浮かべたアイデアは、緊急停止条項がある特定の南米諸国の憲法に呼応していると述べた。米国憲法にはそのようなものは存在しない。

“It has nothing to do with anything constitutional,” said Robert Post, a professor at Yale Law School. “It has to do with the ending of constitutional government.”

エール大学ロースクールのロバート・ポスト教授は、「憲法とは何の関係もない」と述べた。「立憲政治の終焉と関係があるのです。

 

〜まとめ〜

 

いかがでしたでしょうか。

 

共和党のトランプ氏は、大統領在任当時からも過激な手法でした。

歴史的にも過激な手法が広く民衆から「ウケた」時代もありました。

21世紀のアメリカ国民は、いわば「世界のリーダー」をどう選んでいくのでしょうか。

また関連記事を解説したいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。