みなさん、こんにちは!
Fruitful English 講師のShinです。
皆さんの中にも、一度は、外資系企業に興味や、憧れを持ったりしたことがある方もいるのではないでしょうか?
ただ実際に、外資系企業とはそもそも何なのか、また、外資系企業で働くとはどういうことなのか、よくわからない方もいるかと思います。
そんな方は必見です!
外資系企業についての基礎知識や、転職を考えている方にも役に立つ情報をシリーズでお届けしていきます。
外資系転職
「英語が使えるようになって、仕事にも活かしたい!」はよく聞く言葉です。
英語が上手くなるには、英語を介した仕事環境に入って英語を沢山使うのが最も効率的とも、内外からよく聞きます。但し、多くの外資系企業は仕事が厳しいです。辛さを克服して勝利を掴む**ことが期待されます。
実績を作らないと悲しい結果になりますが、専門分野で力を持っていて、且つ実績が上がれば昇給や昇進は日本企業の比ではなく早いですし大きいです。
※ 表現を覚えよう!
辛さを克服して勝利を掴む** = “No pain, no gain!”/ “No cross, no crown!” → cross「十字架 (苦境の例え)/ crown [冠 (かんむり)」
~ これらフレーズを発声してみてね!韻を踏んでいるのがお分かりになりました?
外資系転職ーそもそも「外資系」って何?
さて、外資系企業 ≦ 多国籍企業です。多国籍企業が日本にその一部があれば、それが外資系です。
「多国籍企業」の英訳:multinational corporations (MNCs)/ transnational corporations (TNCs)/ international companies
それでは、「外資系企業の英語訳は?」
それは、… 実は、はっきり言って存在しません (資本の意味を外せば、the Japanese subsidiary of [本国の親会社名] です)。
基本特に海外では、会社の業績が良ければ外国の資本かどうかは二の次です。おそらく「外資系企業」とは日本人の欧米親企業に限ったイメージ優先の言葉でしょう。英語が使える、文化が自由、高収入、… う〜ん、大雑把に言えば当たってはいます…。
外資系企業の組織の区分け
一括りに外資系企業といっても、組織形態によって以下の様に区別されます。
a subsidiary:
子会社。別の言葉で、現地法人です。これが一般的に外資系企業と日本では呼ばれています。
a branch (office):
支店。これが日本にあれば外資系企業です。the parent company が運営する下部組織。
a joint venture:
合弁企業。外国の会社同士、外国と日本の会社などの資本が混じった企業です。外国の会社が筆頭株主で51パーセント以上の株式を所有していればそこに優越した経営権があるので、外資系と呼べるでしょう。
#日本の外資企業や支店を含む多国籍企業全体を運営する本国の会社 (親会社):the parent company
外資系企業と英語
外資系企業とはいっても、そもそも日本人がほとんどで普段は日本語ばかりが圧倒的です。
しかし、評価されれば評価されるほど、高い地位に付けば付くほど、会社の上層部や本国とのコミニュケーションが多くなる傾向があります。
「短期間では簡単に伸びない英語は早いうちに、仕事と並行して上達していたい」を目指しましょう!
いかがでしたか?
「外資系転職」にはまだ触れるべきことが多くあります。
さらには、英文履歴書の書き方や面接、いざ外資系転職をした後の英語ライティングやプレゼンテーションなどもこのシリーズで回を重ねてご紹介していきますのでお楽しみに!

2004-2006年に米国資産評価会社ニューヨーク本社付け日本地域プロジェクトの翻訳専任担当で日英翻訳デビューしました。現在に至るまで翻訳に関わりながら、経営コンサルタント・事業管理など実務を経験しています。英国大学・大学院で、英語基礎コースを経て経営学修士と金融投資スペシャリズムの取得まで、エディンバラ市に3年在住していたことがあります。多国籍企業の役員からバイオ科学者、企業家、大学長、環境保護活動家など様々な外国籍友人がおります。
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