Hello from Canada!
Fruitful English 講師のYukoです。
カナダの夏休みは長いです。
大学の夏休みは5~8月の3か月強あります。高校だって7月と8月のまるまる2か月あります。アルバイトができる年齢の学生たちにとって、夏休みは稼ぎ時です。
また、9月に就職や転職をする人も多いので、夏は準備期間でもあります。日本からワーホリや留学で渡航し、9月から働きたい人も多いでしょう。
就職活動に不可欠な履歴書とカバーレターの書き方と便利な単語を紹介します。
今回は履歴書についてです。
履歴書に書くこと
日本では文房具屋さんで履歴書を買うことができますが、カナダでは「履歴書」のテンプレートは売っていません。
自分でゼロから作成します。様式は自由です。あなたのセンス次第!
自由とはいえ、「読みやすい」「わかりやすい」ことが前提です。
履歴書には必要な情報を簡潔にまとめましょう。オンラインで色々な見本を見ることができますので、参考にしてもいいですね。
履歴書に書くことは次のとおりです。
- 名前と連絡先
- 希望職種
- 職歴
- 学歴
- 資格やスキル
- 特記すべきこと(受賞歴など)
履歴書に書く必要のないこと
何かお気づきになりましたか?
日本の履歴書に必要な顔写真、性別、生年月日がないですね。
そうなんです。カナダでは人種差別、性別差別、年齢差別につながるかもしれないので、顔写真、性別、生年月日は履歴書に載せません。
家族構成、健康状態も記載不要です。
履歴書で使える単語
職歴と学歴の欄では簡潔に成し遂げたことや実績を箇条書きで記します。
とにかく自分を売り込まなければなりませんので、成果や良い結果、自分の能力をアピールする単語を使いこなしましょう。
Active Verbといわれる動詞が使えます。例えば次のような動詞があります。
- Achieve=達成する
- Collaborate=協力する
- Conduct=行う
- Contribute=貢献する
- Enhance=向上させる、強める
- Exceed=上回る
- Implement=実施する、導入する
- Lead=率いる
- Manage=管理する
- Promote=促進する
- Solve=解決する
動詞の他に、
- Experienced in=「~の経験がある」
- Reporting to=「~に報告する」
- Responsible for=「~の担当」
といった言葉もよく使われます。
いかがでしたか?
次回は、履歴書と一緒に提出するCover Letterについてお届けします。
※Yuko先生の【使える英語表現】のシリーズ記事をもっと読みたい方は、こちらからどうぞ!

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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