TOEIC®学習の一環として英語ニュースを読むことに意味はありますか？

こんにちは！Soheiです。

今日は以下の質問にお答えします。

「TOEIC®学習の一環として英語ニュースを読むことに意味はありますか？」

この質問はTOEICを教えているとよく尋ねられます。

先に結論を言います。

TOEIC学習の一環として英語ニュースを読むことは、もちろん意味があります。

単純に英語を読む経験値を積むことになるので、TOEICスコア向上の役に立ちます。

日本語のニュースを読んでもTOEICスコアは上がらないと思いますが、英語ニュースであれば、上がりますよね。

僕自身、TOEIC学習をしている方に「英語でニュースを読むようにしましょう」とアドバイスすることもあります。

さて、質問にYESという答えを出しましたが、もう少し詳しく「英語ニュースを使った学習」について話を続けます。

（今回の記事タイトルのような質問をされる方も、このような単純な答えを求めているわけではないと思いますし）

英語ニュースをTOEIC学習に取り入れるにあたり、気に留めておきたいことは2点あります。

「レベル」と「内容の守備範囲」です。

①　レベル

媒体にもよりますが、基本的に英語ニュースはTOEICのリーディングセクションよりも難しいです。

「英語ニュースはTOEICよりも難しい」ということは、メリットでもありデメリットでもあります。

メリット：英語ニュースを学習に取り入れると、TOEICの文書が易しく感じられる。英語ニュースを使った学習は負荷の高い学習と言える。

デメリット：英語ニュースは難しいので、理解できないことも多く、モチベーションダウンの原因になる。

②　内容の守備範囲

英語ニュースには、TOEICではまず登場しない内容「も」含まれます。例えば「殺人」やなどです。こういったときに使われる語彙の中には、suspect「容疑者」のようにTOEICでは登場しないであろうもの「も」含まれますよね。これもメリットとデメリットがあります。

メリット：実世界に関する情報収集にもなる。また、興味のある分野であれば学習自体が楽しくなり、継続しやすい。

デメリット：TOEICでは出ない語彙も覚えることになる。

個人的には「TOEICで出ない語彙を覚えること」はあまりデメリットに感じませんが、人によっては「効率が悪い」と思うかもしれませんね。

他にもメリット、デメリットはいろいろあると思いますが、分かりやすいものはこのあたりでしょう。

「TOEIC学習に英語ニュースを取り入れるべきか？」

僕はいつもおおよそ以下のように考えています。

・英語ニュースを取り入れるのは、英語の基礎力が付いた状態、TOEICで700点を超えたあたりから

・英語ニュースを取り入れる場合、特に自分の興味の持てそうな記事から読む（日本に関する英語ニュースがおすすめ）

・英語ニュースは難しいものもあるので、あまりに内容が理解できない記事は早い段階であきらめて別の記事に進んでもＯＫ

今回述べたように、英語ニュースをTOEIC学習に取り入れることにもちろん意味はあります。

この記事が、実際に取り入れるかどうかの参考になれば幸いです！

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Sohei

英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。