みなさん、こんにちは!
ビジネスシーンで活用できる英語表現をシリーズでお届けしています。
日本と欧米諸国企業では、文化・慣習の違いから意思決定や組織文化に大きな違いが存在することが多々あります。
また、日本語ビジネスに関連した表現には名詞を使ったものが多く、一方で英語では動詞を使って同じ意味を表すことが多いという特徴があります。この特徴のために日頃よく使うビジネス単語を英語でどう上手く言い換えれば良いか分からない、という悩みを持たれている方もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、シリーズ第二弾として、そんな悩みを解決すべく知っておくと非常に便利な日本でよく使われるビジネスシーン表現の英語言い換え例をご紹介していきます。
※シリーズ前回の記事「【ビジネス英文メール】覚えておくと重宝する!ビジネスでよく使う表現を英語で!」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
「日頃の英語での業務をもっと効率化させ、もっとサクサク仕事を進めていきたい」そんな風に感じる方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
日本語でよく使われるビジネス表現を英語で① 迅速
日本語でよく使われるビジネス単語の言い換えの一つ目としてご紹介するのは、「迅速」の意味を表す「rapid」、「quick」、「prompt」です。
日本語でもよく使われる「早速のご返信ありがとうございます」は、次のように表現できます。
「Thank you for your quick reply.」
単語quickをpromptに置き換えて表現することもよくあります。
また、
「We strive for prompt customer service.」
「弊社は迅速な顧客対応を目指しています」
などの表現も可能です。
ちなみにビジネスシーンでは、rapidは、「rapid change」「急激な変化」、「rapid raise」「急激な上昇」などの組み合わせで使われることもありますので覚えておくといいですよ。

日本語でよく使われるビジネス表現を英語で②お付き合い
日本語でよく使われるビジネス単語の言い換え例としてもう一つご紹介するのは、「お付き合い」の意味を表す表現です。
日本語ではよく「今後ともお付き合いのほど~」と表現することが多いですが、英語ではこのお付き合いを「取引」という意味で捉えこのように表現してみましょう。
「I hope we will continue to do business together.」
「I hope that our business relationship will continue. 」
(私たちのビジネス関係が続くことを願っています。)
→「今後ともお付き合いのほどどうぞよろしくお願いします」
となります。
この言い回しも日本語特有のものではありますが、例えば英文メールの文末などで表現したいという場面が多くあると思いますので、覚えておくと便利です。
いかがでしたか?
今回ご紹介したような日本でよく使われるビジネス単語は、英語でのニュアンスをしっかり掴んだ形に言い換えることができるとビジネスシーンでの活用の幅も拡がります。
ぜひ、あなたも今回の記事の内容を参考に実践してみてくださいね。

日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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