【知らなかった!】PETもビニールも英語では一緒?

こんにちは、講師のエリカです。

今回は、プラスチック製品の訳し方についてお話したいと思います。

プラスチック製品といえば、日本語では「PETボトル」や「ビニール袋」など、プラスチックの種類まで明らかになっている名称が何かと多いですね。しかし、英語ではまとめてplasticと呼ぶことが多いです。

例えば、PETボトル。英語で「ペットボトル」のことをそのまま”pet bottle”と呼んでしまうと、プラスチックよりも動物のほうの「ペット」を連想してしまいますので、気をつけましょう。PETというプラスチックには変わりありませんが、一般的に使われている名称ではないので、誤解を招いてしまいます。

”PET(ピー・イー・ティー) bottle”も、残念ながら一般的には使われていないので、必ずplastic bottleと言いましょう。

また、「ビニール袋」も、plastic bagと呼ぶのが一般的です。vinyl bagと言うと、ドーナツ盤のレコード(vinyl records)を入れるための袋を想像してしまいます!他に「ポリ袋」というのもありますが、これは英語で何と言うでしょうか?そうです。なんと、こちらもplastic bagになります。ポリ袋とビニール袋の区別は特にありません。

日本人なら誰もが知っているあの青のビニールシートも、vinyl sheetよりplastic sheetの方が一般的な言い方です。

但し、衣服などに使われる「ポリ塩化ビニル(PVC)」(ツヤのある柔らかいプラスチック)はなぜか知名度が高く、PVCという名称は割りとよく見かけます。このPVCはよく、vinylとも呼びます。英語でvinyl clothesと言われたら、PVCで作られた衣服のことだと考えましょう。

最後に、コレクション好きな方に人気のあるソフビ(ソフトビニール)のフィギュア。西洋のアニメオタクの間ではsoft vinyl figureという呼び方も定着しつつありますが、一般人にはまだまだplastic figureの方が伝わりやすいでしょう。子供向けのヒーローなどのフィギュアで、腕や脚が動く物であればaction figureという呼び方もあります。

同じものでも、言語と言語で呼び方が違うことがありますので、一般的な名称を知っておきましょう!

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日本語能力試験最難関のN1取得。幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。座右の銘は「Challenge yourself!」