【3分で使える英語表現】「はやい」「大きい」は英語で?正しいニュアンスで使い分けよう

「はやい」「大きい」は英語で?正しいニュアンスで使い分けよう

みなさん、こんにちは!

英語での会話中、簡単な単語ほど「この場合ってどの単語使うんだっけ?」とか、「いつも同じ単語ばかり使っている…」と感じたことはありませんか?単語の持つニュアンスを理解して、シチュエーションに合わせて使えるようにしましょう。

今回は該当する単語の多い「はやい」と「大きい」について見ていきます。

 

英語で「はやい」のニュアンスのちがい

日本語の「はやい」には早いと速いがあり、earlyとfastが当てはまりますが、その他にも「はやい」に相当する英単語があります。それぞれ異なるニュアンスを持っているので、どのように使い分けるのか見ていきましょう。

・early

earlyはご存知の通り時間や時期が早い場合に使います。

例)I went grocery shopping early in the day. (私は朝早く食料品を買いに行きました。)

It‘s too early to tell the truth to him. (彼に真実を伝えるのはまだ時期尚早だ。)

・fast

fastは動作や移動のスピードが一定して継続的に速い場合に使います。

例)He is a fast reader. (彼は速読家だ。)

・quick

quickは1回の動作の完了が素早い、瞬間的な速さを表します。

例)What is the quickest way to the station? (駅まで一番はやい道はどれ?)

quick decision (速決)

・speedy

speedyは物事が素早く行われること、物事に取り掛かるまでがはやい場合に使います。

例)We require a speedy and effective action. (迅速かつ効果的な行動が必要だ。)

 

英語で「大きい」のニュアンスの違い

大きいというとまずlargeとbigが出てくると思います。ほとんど同じ意味ですが、この二つはどのように使い分ければ良いのでしょうか。

・largeはサイズや量、数字が大きいものを表しますが、客観的な立場からの見た目が平均よりも大きい場合に使います。

例)Russia is the largest country in the world. (ロシアは世界最大の国です。)

Do you have this sweater in a large size? (このセーターのLサイズはありますか?)

 

また、numberやamount、sumなど、金額や数量を表す単語を修飾する場合もlargeを使います。

例)He drinks large amounts of coffee. (彼は大量のコーヒーを飲む。)

A large number of people came to his concert. (たくさんの人が彼のコンサートに来た。)

 

・bigは個人的に何かが大きいと感じた場合に使います。

例)This is the small size. – Hmm, it looks a bit too big for me.

(こちらがSサイズです。― うーん、ちょっと大きすぎるなあ。 )

 

英語で事の重大さや深刻さ度合いを意味する「big」

また、物理的なサイズや量が大きいものの他に、ことの重大さや深刻さを比喩的に表現する場合にもbigを使用します。

重要な〜 例)You made such a big decision! (すごく大きな決断をしたね!)

成功している〜 例)She became a big star. (彼女は大スターになった。)

年上の〜 例)This is my big brother. (これは私の兄です。)

ひどい〜 例)I made a big mistake. (ひどい間違いをしてしまった。)

 

次はlarge、big以外の「大きい」について見て見ましょう。

・huge

hugeはlargeよりも数や大きさ、程度などがはるかに大きいことを表します。

例)OMG what a huge dog! (うわっでかい犬!)

The book was a huge disappointment. (その本はかなり期待外れだった。)

 

・enormous

enormousはhugeとほぼ同義ですが、物理的なものの大きさよりも、程度が大きい場合によく使用します。

例)an enormous amount of money (莫大な金額)

 

・vast

vast もhugeとほぼ同義ですが、こちらは土地や海など、より平面的なものを修飾する場合に使用されます。

例)a vast ocean (大海原)

 

いかがでしたでしょうか。

ほとんど同じような意味でも、調べてみると微妙にニュアンスの違いが見えてきます。難しいですが英語学習の醍醐味でもありますので、ぜひ普段の英会話、勉強に取り入れてみてください。

 

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海外・外国語大好きライター。 高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。 英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。 国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。 二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。