THE ROAD TO BECOMING A TRANSLATOR
翻訳家への道のり

Satoko先生の翻訳家への道のり

もともと映画の字幕翻訳家になりたかったので、大学生の頃に字幕翻訳講座を1年間学び、並行して映画配給会社で事務のバイトをしていました。留学から帰国後に就職した会社で、映画等の下訳や翻訳の基礎を学んだのですが、中学の頃から目指していた職業を経験したことで、一度外の世界が見たくなり(贅沢な話ですが、まだ若かったので…)、人とのコミュニケーションが多く、語学が活かせる職業へ転職をします。

そして、展覧会関係のPRマーケティングの仕事をしながら、来日する関係者のアテンドなどを行う中で、海外と日本の教育関連のプロジェクトに参画することとなります。そこから子どもや乳幼児教育に興味を持ち始め、気づいたら保育園で働いていました(笑)。

しかしながら、ここが、人生の転機となった気がします。日本の子どもが育つ環境の実態を知り、何とかしなければ!と使命感みたいなものを感じた私は、数年後には独立し、教育関係者等の海外研修のコーディネート業務を始めました。そして、様々な国に行き、様々な人の話を通訳を介して聞いていたのですが「これで正しく伝わっているのかな?」と思う場面もあり、次第に違和感が募っていったのでした。

一度気になりだしてしまうと止まらず…「自分で訳そう!」と思い立ちます。そこから、通訳や翻訳の仕事を再度増やしていき、今はまた、翻訳に軸足を置きながら仕事をしています。

翻訳一筋でやってきたわけではありませんが、色々な経験をしたからこそ、翻訳という仕事の価値や重みもわかるようになりました。翻訳は言葉を扱う仕事ですが、それ以上に、そこにある見えないものを掴む力が必要だと思います。思えば、今までの経験でそれを学んだからこそ、今、翻訳という仕事ができているような気がします。 

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