受講生インタビュー

サミットを1年間受講されたK.Nさんに、感想やどんな生活を送ったかなど、インタビューしました。

K.Nさん
K.Nさん
長年独学で英語を学び、一年の留学も経験
将来的には英語を使って仕事をしたいと考えている
I.Makoto先生
Makoto先生
サミットコーチ。
千田
千田
今回のインタビュアー。

これでダメなら英語をやめようと思っていた最初のインタビュー

千田 Makoto先生から一年間の総評をお願いします。

Makoto 最初にインタビューさせて頂いたときに「これでもう芽が出なかったら、英語学習をあきらめて、やめちゃおうかな」とおっしゃっていたのが印象的で、私としては、どうしてもそれだけは食い止めたいと思いました。留学もされたとおっしゃっていたし、もったいないと思いました。私は、イギリスで仕事をした後、日本に帰ってきて子育てをして、英語に触れていなかった時期は、全然英語をしゃべれなくなっている時もありました。その時に、せっかく自分が持っていた能力をなくしてしまったことを後悔しました。その経験があったので、K.Nさんにはそんな思いはして欲しくないと強く思ったことを覚えています。同時に、英語というものを大切に考えてくれていることも伝わってきました。

実際にサミットをすすめていく中で、とにかく真面目に学習をされる方で、一生懸命になってしまうという方なのだなと。そんな必要ないのに、自分を追い込んでしまって。そんなに思いつめなくても、日常的に自分の持っている能力を楽しみながら、磨きをかけていくという学習をして欲しいと思いました。そうすることで、一生英語を楽しめると思うんです。
まずは、学力を上げるということではなく、ご自身の能力を楽しんで欲しいなと思って、1年間コーチングをさせてもらいました。

人間的にK.Nさんは頑張れる方なので、何も問題はなくて、逆にゆるめる・・・・そのゆるんだ状態でも英語を楽しめるぐらいの英語力をつけ、自分で自由に操れるぐらいにならないと楽しくないので、そこが出来るようになるといいのかなと思いました。

学習面では、ある程度できる方にありがちなのですが、どうしてもできる部分でズルをしてしまうというか、もう一段上がることが難しくなってきます。通じるし、書けるし、読めるしということで、もうひとつレベルアップするにはどうしたらいいのかということを分かってほしかったですね。そこは、楽しむだけではなく、学習ということになるので、構文解析などもしましたが、そのことで、K.Nさんの英語力が整理されて、プロフェッショナルに近づいたのではないかなと思っています。

K.N 確かに最初、このサミット受けてダメだったらやめようかなと話したことは覚えているのですが、それが先生の動機になったということは知らなかったので、今知れて、すごく感動しています。ありがとうございます。

理想像への道筋を求めて受講を決意

千田 この講座を受けるきっかけとして、自分一人で成長することに限界を感じたことや、せっかく留学したのに、思ったようにできていないと感じたということを挙げてくださいましたが、サミット受講前の勉強方法は、どのようにされていたのですか?

K.N 自己判断なのですが、文法だったり、語彙力がないということを客観的に見て思っていたので、文法問題集をやったり、定期的にTOEICや英検を受験してみたりしていました。

あとは、FEのフィリピン人の先生との英会話も頻繁に受講していましたが、いつも同じ、食べ物や天気の話をしてしまって、新しい単語や表現方法がのびていかなかったです。なりたい像はあるけど、そこに行く道がわからなかったので、誰かにみてもらうほうがいいのかなと思ってサミット受講を考えました。

千田 自分でテキストをやったり、英会話をしたりしても、その次のステップにいく道がわからなかったということですか?

K.N そうです。いろんな方法を試すけれど、結局それが、自分の身になっているのかがわからなかったですし、無駄なことをしているのかもしれなかったので、確かな方法、ちゃんとこれをやっていれば英語力がつきますよという勉強をしたかったですね。

千田 最初のインタビューのあと、Makoto先生からフィードバックレポートを受け取ったと思いますが、自分の問題点・課題を解決できそうと感じて受講を決めたのですか?

K.N 最初のインタビューでレベルチェックを受けました。
内容は先生が読む長い英文をひたすら書き取るものでしたが、それまで個人的なフィードバックをもらうということをしたことがなかったので、やってる最中も結果を見るのも冷や汗ダラダラでした。ですが、Makoto先生がズバズバ切り込んでくださった添削を見た時に、この先生についていけば何とかなるかなと思いました(笑)

なかなか楽しめなかった自分の英語力

千田 仕事では英語は使われないとおっしゃっていましたが、それでも、これだけ英語をやりたいと思って時間を割いている理由はなんですか?

K.N これが理由ですとはっきり言えないからこそ、やっているというのはあります。
最初の純粋な動機は、海外が好きで、映画が好きで、自分で理解して、日本にないものを感じて経験したいというのがありました。英語は10年以上自分で勉強しているので、もう後に引けないという部分もあります。これまでやってきたことを捨ててしまうのは、投資もしてきましたし、それがゼロになってしまうので、やめられないというのもあります。
それもあって、先生がおっしゃっていたように、自分を追い込んでいて、楽しみ方を見失っていたのかもしれません。

千田 さきほど先生が「英語の学習では自分の能力を楽しんで」とおっしゃっていましたが、ご自分でも楽しめないという感じはありましたか?

K.N そうですね。はっきり、翻訳家になりたいとか、英語字幕つけたいというような仕事の目標があれば、そこに向かっていけばいいと思うのですが、とりあえず英語できればいいよなという感じの動機なので、それが地に根を張ってないので揺らいでしまって、言葉は悪いですが、惰性のようになってしまっているところはあったかもしれません。

千田 Makoto先生、K.Nさんの英語力って、ご自身ではダメだっておっしゃっていますが、もっとできていますよということを伝えたかったのでしょうか?

Makoto そうです。すごくセンスもあるし、ダメだダメだとおっしゃるような英語じゃないんですよ。確かに、英検の学習や、文法などは、大学などで専門に学習した方に比べればできないですが、特にサミット始めたころは、割と適当に文章を作っていたのですが、1年間文法を学習して、きれいに整ってきたので、なんの問題もないですよ。

あとは、私ももう少しプッシュすればよかったのかもしれないんですが、彼女の言語表現が生き生きしていてすてきなんです。日本語が生き生きとしてすてきなように、英語も、お友達に書いたメールを見せて頂いたのですが、とても生き生きしていました。

これは、持って生まれた才能なので、それをいかしていったらいいと思い、翻訳を勧めてみたり、求人のトライアルを受けてみたらどうですかと話しました。そういうことをたくさんやっていくと、やりたいことが見つかると思います。

最近は、ブログを翻訳するというようなものもたくさんありますし、隙間に出来るようなことをたくさん試していったらいいと思います。翻訳コンペティションなんかも、仕事に直結しなくても、サークルみたいのもたくさんありますし、楽しんでいってほしいと思います。

千田 なるほど。文章に力があるんですね、日本語も英語も。とてもまじめな人柄が伝わってきます。取り組まれ方もまじめだったのでしょうか?

Makoto そうですね。できないのはダメだと考えてしまう、できなければダメだという気持ちになってしまうという感じですかね。できないんだったら、できるところを頑張りましょうと提案しました。語学の学習は、できなくて当たり前なので、謙虚な気持ちで、淡々と粛々と勉強していけばいいんだよとお伝えしたかったですね。

千田 K.Nさんも、そういう気持ちの変化を感じられましたか?

K.N そうですね、この方法ならできるかな、とか。

できるからこそ、基礎に戻った学習を

千田 アンケートの中に、お友達に書くメールのスピードが上がったとか、書くメールを見直した時に、間違いに気付けるようになったとありましたが、これはサミットを受講してどれぐらいで感じましたか?

K.N 時期はわからないんですが・・・・1年を振り返ってみたら、そう思ったんです・・・

千田 Writingだけじゃなく、Reading、ListeningやSpeakingも1年を通して、変わったなという点はありますか?

K.N この前、英検を受けてきました。サミット中も10月に1級を受けていて、その時は長文が一言もわからなかったんですが、今回は、教えて頂いたスラッシュ読みをして、前後で意味をとるというサミット中に言われたことをしたら、少しですが意味が分かるようになり、スラッシュ読みが大切だなという発見がありました。

Speakingは機会があまりないので、伸びたかどうかわからないんです。
Listeningは、英検で全然できなくて今は打ちのめされているので、できるようになりましたと言えないです(笑)

千田 Makoto先生、Readingについては、ずっとスラッシュ読みのことを言ってらっしゃったんですか?

Makoto そうですね。センスがあるので、なんとなく話がわかってしまうので、なんとなくでずっときちゃっているので、それではやはり1級は取れないです。TOEICも900点を超えるには、最後まで読み込こまないと、ざっくりでは点数は取れないので、面倒だとは思うけど、頑張ってもらわないとと思い、きちんと文型をみて、分構造を把握しましょうと言ってきました。

サミットを通して得られたこと

千田 学習面で、自分でやったことがうまくいかなかったときに、Makoto先生が違う方法をいくつも提案してくださったということですが、一人でやっていたら思いつかないような方法でしたか?

K.N そうですね。特に印象に残っているのは単語の暗記方法です。
始めた当初は、単語帳を毎日50個ずつ進める、というのを目安に提案して頂いたのですが、それまでに覚えた単語の復習に加えて、毎日50個ずつ新しい単語を覚えなければいけなかったので、時間がかかり過ぎて2週間くらいで「1日50個もできないです(泣)」と相談させていただきました。

するとMakoto先生は、単純に個数を減らすことだけではなく、暗記する時に重視することなど、細かい精度で、私ができるレベルや、気を付けるべき点などを微調整してくださったんです。単語暗記に関しては何度も何度も泣きつきましたが、その度に違った角度からアドバイスを頂けたことが印象深かったです。

みんなこうしているから、このやり方でやってくださいと投げられる感じではなく、方向を私に合わせて頂けたので、今も同じ方法で単語を覚えるようにしています。

自分一人でやっていたら、50個出来ない時点で、この方法はダメだと判断したと思うのですが、自分の方向にチューニングしていただけたので、時間の無駄でもなかったですし、最終的には正確な方法を身につけられて良かったと思います。

千田 ネイティブの添削をFEで受講されていると思いますが、サミット受講前と後とでは、添削の内容の理解が深まったとアンケートに書いてありました。

K.N いや、ネイティブの先生が添削で書いてくださった内容がわからなくて、Makoto先生に確認をしたら、その内容をかみ砕いて教えてもらえたという意味です。ネイティブの先生だと「こういう言い方はしないよ。不自然だね」ぐらいなんですが、Makoto先生は、ここが文法的に変だからと解説して頂けたことが良かったです。

ネイティブの先生に教えてもらえば英語の上達は間違いないと思っていたのですが、やはりそうではなく、日本人がわかるように教えてもらえたのは、良かったなと思ったんです。ネイティブの先生は、感覚的におっしゃっているような部分もあると思うので。

千田 そうですよね。私たちも、日本語を細かく解説するのはできないですものね。

サミットのおすすめポイント

千田 この講座をどのような方にお勧めしたいですかという質問に「初級の方なら浪費せずに済みます。中・上級の方なら、自己流のやり方を捨てて先生の助言に従って、暗くて長い英語ダンジョンをクリアできます」とアンケートに書いてくださいました。

自己流でなく、誰かの視点が入って、自分にあったカスタマイズをしながら学習の微調整をしてもらうというというところが、サミットにしかないものと思いますか?

K.N そうですね。Makoto先生に限らずだと思うのですが、先生方が経験してきた道を提示し、惜しみなく教えて頂けるので、それは自己流では絶対に得られないものなので、もっと早くに受講すれば良かったなと思いましたね。金額も高いですし、講座の案内を読むとプレッシャーも感じられたので、ずっと長いこと躊躇していたのですが、今は、費やしただけのものは得られたと思っています。

Makoto 良かった・・・

千田 最初に感じていた、英語をやめてしまおうと思っていた気持ちはなくなりましたか?

K.N サミットを受講して余計に「やっぱり勉強を続けよう!」と思うようになりました

サミットを受講する前は、例えば英語がペラペラに話せて、映画も字幕なしでわかるようになる、みたいな漠然とした高い理想でしたが、今はこういった目標に到達するにはどう勉強していけばいいか、という道筋は見えたかなと思います。

先生に教わったことをちゃんと実践していけば、その方法が目標には通じていると思うので、諦めずにやっていきたいなと思います。

Makoto 一番うれしいです。是非続けていってください。

千田 サミットを一年間受講された方は、みなさん、これが完璧にできるようになった!ということよりも、ちょっとした変化なんですけど、英語学習との向き合い方とか、英語との付き合い方みたいなものが1年で変わったという声はよく聞きます。そういう感じですか?

K.N そうですね。今、それを聞いて、これで良かったんだとすごい安心できました。言われたとおり、ここが完璧になったとかはではなく、今後も含めて英語と良い関係が築けそうだなと思っています。

千田 ありがとうございました。

いかがでしたか?
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