日本人だって直面する日本語の難しさ

皆さん、こんにちは!

日本語の難しさの1つは「自分にとって適切な表現はどれなのかを判断すること」です。

例えば、日本語には男性的な話し方と女性的な話し方があります。「それはそうよね」という文字を読むだけで、話しているのが女性だと分かります。小さな子でも同じですね。「遊ぼうぜ」と書かれてあれば男の子だろうと理解できます。

あとは日本語の一人称!「僕」、「私」、「自分」、「俺」のどれを使うべきか判断がとても難しいです。成長・年齢と共に一人称が変わる上に、仕事をするようになると「ワタクシ」や「当方」、「小職」という新たな一人称も出てきます。

 

この問題は日本人だって直面する!

このような日本語の特徴は、外国人の夫/妻を持ち、海外で子育てをする日本人にとっても、結構難しい問題になっていると思います。よく聞くのは、母親が日本人で子どもが男の子の場合、子どもが女の子っぽい日本語を話すというものですね。

我が家は、私と息子がイタリア語、妻と息子が日本語で話していますが、私と妻の会話も日本語。そのため、息子の耳に入る日本語は女性っぽい表現だけではないので、息子はそんなに違和感のない日本語を話すと思います。

もちろん、妻の工夫もありましたけどね。妻は、息子がまだ小さかった時に、ぬいぐるみやロボットなどに「チョイ悪」「マジメ」「可愛いものが好きな女の子」などの役割を振り分けて、「俺、今日めちゃくちゃ眠いぜ」などと、声色や表現を変えながら息子に話しかけていました。

海外で子育てするには声優さんや俳優さんにもならなくてはなりません!

 

当然ながら外国人も直面する!

もちろん、日本語を学んでいる外国人も同じ問題にぶつかります。ガールフレンドから日本語を学んだ男性は、女性っぽい言い方になりやすいです。

一度覚えてしまった表現を直すのはとても難しいので、他の日本人と知り合いになった時や、日本の会社に就職しようと思った時に、ちょっと恥ずかしい思いをすることもあります。

まぁ、今どきは日本語の動画を簡単に見ることができますし、家族や友人とSkypeやZoomを使って無料で話せますから、以前よりは学びやすくなっているかな。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。