【講師直伝】
英語ペラペラになる
6つの欠かせないステップ
こんにちは!
音読マスターを担当させていただいているフルーツフルイングリッシュ講師のI.Makotoです。
昨今、外国語の音読学習が大変着目されていますが
「音読学習」に何を期待されますか?
発音矯正?フレージング?
いえいえ、そんな表面的なことだけではありません。
「音読」には多方面からアプローチすることができます。
英語学習に必要なプロセスを網羅することができるのです。
ひとつは単純に読解です
書いてある文字を理解するインプットですね。もうひとつ難易度を上げて聞いた音声を理解する。
こちらもまだインプットです。ここから、これらのインプットされた情報をアウトプットしていくトレーニングを積むことで英語力を総合的に高めることになります。
英語ペラペラへの道を歩み始めませんか?
音読マスターを活用して実際にどのようなトレーニングができるのかさっそく見てみましょう!
STEP1:課題文の読解
英語はいくつかの単語からなる「意味のカタマリ」が文章を組み立てるパズルのピースのようになっています。
このパズルを右へ右へとはめ込んでいくように理解していくことで英語を英語の語順で理解することを促します。
音読マスターには課題文にスラッシュが入れられていますのでぜひ参考にしてください。
STEP2:ディクテーション
AI音声、あるいはネイティブ音声を再生し聞いた音を覚えている限り書き出します。忘れてしまったらもう一度聞いてみましょう。数回聞いてもわからない部分は、速度を落としてOKです。聞き取れない単語が多い時には冒頭の1〜2語に集中し残りは追々追加していきましょう。
全く知らなかった単語や単発で聞き取れない単語は電子辞書などでそれぞれ個別に音声を確認して実際に何度も発話して練習しましょう。発音と同時に意味も定着させるのに役立ちます。この際には発音記号もしっかり確認しましょう。
STEP3:リピーティング
英文を見ながらお手本を真似てリピートします。音の強弱やかたまり感に注意して聞き、自分の発音がお手本と違っている部分を修正。口を滑らかに動かすイメージです。真似する前に、内容を確認しながら予め1度音読しておくとよりスムーズにできます。
STEP4:オーバーラッピング
英文を見ながらお手本に重ねて声に出します。このときにはイヤホンを付けて自分の声と聞こえてくる音声を遮断しましょう。オーバーラッピングでターゲットにしたいのは声をぴったりナレーターのリズムに重ねること。耳をしっかり働かせ「意味のカタマリ」ごとにまとめて発話しましょう。
耳を働かさずに文字だけを追うと音声に置いていかれます。その場合には、視覚にとらわれてしまって音がきちんと聞けていません。tryという1音節の単語をトライと3音節で読んでしまっているかもしれませんので注意が必要です。
リズムがバッチリ合うようになったら今度は英文を見ながら「意味のカタマリ」ごとに意味をアタマの中で再生しながら声に出していきます。ネイティブになったつもりでリズムよく意味をアウトプットしていきましょう。
STEP5:シャドーイング
シャドーイングは3段階に分けてトレーニングします。
最初は音を真似することだけに集中します。耳から入ってきた英語を入ってきたはなから何も考えず声に出していきます。聞こえた通りに再生しようとするとより一生懸命に聞きます。ひたすら耳のトレーニングです。
次にSTEP4の後半に行った英文を見ながら、「意味のカタマリ」ごとに意味をアタマの中で再生しながらシャドーイングしていきます。上記2段階を繰り返し練習してください。英文を見なくても意味がついてくるようになったら第3段階の英語を英語としてアウトプットするシャドーイングとなります。
STEP6:さらに極めたい場合
シャドーイングはより大きい声でより再生音声から遅れて行うと負荷が大きくなります。よりハキハキとどんどんと再生音声から遅れていくことで英語回路をより強化することができます。最終的に意味を踏まえた上で完全にひとりで再生出来るようになればもうあなたは英語ペラペラです!
いかがでしょうか?上記全てをこの音読マスターで手軽に練習することができます。
音読マスターの背中についていくだけでいいのです。